スラックスのタックとは?
突然ですがスーツのスラックスのタックとはどの部分を指すかご存知でしょうか?
タックとは、スラックスの前側部分の生地を折り込んだデザインの事です。

この画像の様に左右一つずつ折り込みがある状態を「1タック」

この画像の様に左右二つずつ折り込みがある状態を「2タック」といいます。
「あーこれの事ね」と感じた方も多いと思います。
タックの事を英語ではPleat(s)と表現します。タックとは和製英語の様です。
ちなみに日本で「スラックス」や「パンツ」や「ズボン」と言われている物は、アメリカ英語で「Pants」、イギリス英語で「Trousers」と呼びます。
タックがある事のメリット、デメリット
何気ないデザイン過ぎて意識が行かない部分かもしれませんが、実はちゃんと意味があります。
タックがある事のメリット①着心地が楽になる!
スラックスにタックがあるとヒップ部分にゆとりが生まれ、着用感の快適さに繋がります。
仕事でデスクワークなど座る動作が多い方、下半身が発達している方や、なるべく楽な着用感で着たい方におすすめのデザインです。
タックがある事のメリット②エレガントな雰囲気に!
スラックスにタックがある事によって、クラシカルで余裕のある雰囲気を表現出来ます。
仕事柄、軽快な雰囲気よりも落ち着いた雰囲気や安心感を印象付けたい方におすすめです。
タックがある事のデメリット:野暮ったい?
もしスーツに対してスタイリッシュな雰囲気を少しでも求めたい場合は、スラックスにタックがあると違和感を感じるかもしれません。
スラックスにタックがある事によってゆとりが生まれ、それが野暮ったく感じる方もいらっしゃるようです。
スーツを少しでもスタイリッシュな印象やすっきりした印象に仕上げたい方はタック入りのスラックスよりもノータックのスラックスを選択された方がイメージに近い物になると思います。

ノータックのスラックスの参考画像です。写真からは分かりにくいかもしれませんが、ノータックのスラックスの方がすっきりとした印象を与えやすいです。
まとめ
上記を踏まえ、どの様な人にタック入りパンツがおすすめか整理してみると


最後に
タック入りのスラックスは、時代の流れとともに印象が変化してきたアイテムです。
かつては「昔ながらのクラシックなデザイン」と捉えられていましたが、近年ではそのクラシカルな雰囲気が再評価され、若年層を中心にじわじわと人気が高まっています。
今っぽさと品の良さを両立させたい方には、タック入りのスラックスはまさにおすすめの選択肢。
トレンドに流されるだけでなく、自分らしいスタイルを築く一歩として、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
ちなみに私は専らタックあり派です!!

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