オーダースーツは「自由に作れる」イメージがありますが、実は”伝え方”や”準備”によって仕上がりが大きく変わります。
お店に任せきりにすると「なんかイメージと違う」といった事も。
せっかく作るなら、自分の理想に近いスーツにしたいものです。
ここでは、初めての人でも満足度の高い1着に近づけるためのポイントをまとめます。
1.まずは”目的”をはっきりさせる

オーダーの第一歩はそのスーツを「どんな場面で着るのか」を決めること。
目的や方向性が曖昧だと、生地選びもサイズ選びも、デザイン選びもブレがちです。
例えば提案する側としてもスーツを着用する場面によって様々な提案が出来ます。
- ビジネス用→動きやすいサイズ感、耐久性・ストレッチ性のある生地をおすすめ
- 結婚式用→きっちりとしたサイズ感、艶のある華やかな生地をおすすめ
- リクルート用→濃紺や黒の無地、デザインも控えめな印象の物をおすすめ
- オフィスカジュアル→軽い仕立てやセットアップをおすすめ
多くの初心者は「どんな場面でも着られる1着が欲しい」と考えがちですが、実際には シーンによって求められるサイズ感・生地の表情・デザインは大きく異なります。

ビジネスでは動きやすさや落ち着いた印象が重視され、結婚式では華やかさが求められ、リクルートでは誠実さが最優先。
つまり、“万能な1着”よりも“目的に合った1着”の方が、結果的にあなたの魅力を最大限に引き出してくれるのです。
2.理想のイメージを言語化しておく
お店に行く前に、ざっくりでいいのでイメージをまとめておくとスムーズです。
- 色(ネイビー、グレー、ブラックなど)
- 雰囲気(落ち着いた、若々しい、華やか、柔らかい)
- シルエット(細め、標準、ゆったり)
- 好きなスーツの写真
普段スーツを着ない方は「イメージの言語化」は難しく感じるかもしれません。

その場合は写真が一枚あるだけで担当者との認識のズレが大幅に減ります。
インスタグラムなどでお気に入りのスーツのスナップを見つけましょう
3.生地選びの基準を理解する

生地はスーツの印象を決める重要なポイントです。
生地によって様々な特徴があり、奥深くて面白い所の一つでもあります。
初心者が迷いやすい部分だからこそ、最低限の基準を知っておくと安心です。
- 動きやすさ重視ならストレッチ生地
- 華やかな印象なら艶のある生地
- 季節感(春夏/秋冬)のある生地
- 無地のスーツにしたい
- 柄物のスーツ(チェックやストライプ)にしたい
生地選びは種類が多く、慣れない方ほど”なんとなく”で選んでしまいがちです。
だからこそ、自分なりの「基準」や「軸」を少しでも持っておく事が大切です。
その為には前述の”目的”や”イメージ”がはっきりしているとベストな提案をしやすいです。
4.サイズ感の希望を伝える

オーダースーツは体に合うと言いますが、「体に合う」の基準は人それぞれです。
担当者に任せてしまうのではなく、自分の好みを理解し伝える事が重要です。
- 細めが好き/標準が好き/ゆったりめが好き
- パンツ丈の好み(短め・標準・長め)
- ジャケットの着丈の好み
細かく挙げ出すとキリがありませんが、自分のサイズの好みを理解し、担当者に伝えましょう。
言語化できない場合は、やはり写真などをお店の方に見せると伝わりやすいです。
また、多くの人は「標準のサイズ感=自分にとってちょうどいいサイズ」と思いがちですが、実際には標準があなたの好みや似合うバランスと一致するとは限りません。

どの様なサイズ感で着て、そのスーツを通して「どう見られたいか」
ここを理解できれば既製品では味わえない”自分だけのサイズ感”に近づきます。
5. 担当者と相談しながら決める姿勢が大切

オーダースーツは”担当者”との共同作業。
良い担当者は、あなたの目的や好みを汲み取りながら、提案してくれます。
- 好みを汲み取れる
- 初心者にも理由を分かりやすく説明してくれる
- TPOに合わせた提案ができる
不安な点は遠慮なく聞きましょう。
「こう見られたい」「この雰囲気が好き」など、素直に伝えるほど理想に近づきます。
さいごに
オーダースーツは自由度が高い分、事前の準備や伝え方が仕上がりを左右します。
目的・イメージ・生地・サイズ感の好みを少しでも整理しておくことで、担当者とのやり取りがスムーズになり、理想の一着に近づきます。
任せきりにせず、好みや不安を素直に共有することが満足度を高めるポイントです。 自分らしさをしっかり反映したイメージ通りの一着を目指しましょう。
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