スーツに必要なアイテム一覧|最初に揃えるべき5つの基本

これからスーツを「始める」方向け

前回はスーツを始めて買う際のお店選びについて書きました。

こちら☞最初の一着どこで買う?迷ったらしっておきたい選択肢とポイント

スーツを着るには、ジャケットとパンツだけでは不十分。全体の印象を整えるためには、スーツ以外のアイテムもきちんと揃える必要があります。

1.はじめに:スーツは”一式”で完成する

スーツを始めて買う時「ジャケットとパンツさえあればOK!」と思っていませんか?

ジャケットとパンツを履いて終了ではありません。

シャツや靴、ネクタイなど、周辺アイテムが揃って初めて完成です。

フィッターとして働く中でも、「靴は何を履けばいいですか?」「ネクタイって必要ですか?」という質問はよくいただきます。今回は、初心者がまず揃えるべき5つの基本アイテムをご紹介します。

2.スーツに必要な基本アイテム5選

①シャツ

スーツの下に着るシャツは、清潔感とフォーマル感を演出する大切なアイテム。
初めてなら、白や淡いブルーの無地が万能です。襟型はレギュラーカラーかワイドカラーが定番。サイズ感も重要で、首回り・袖丈・肩幅が合っていないと、せっかくのスーツも台無しに見えてしまいます。

筆者
筆者

スーツの下に隠れますが、意外と侮れないのがシャツです。

体に合ったシャツは見た目が全然違いますよ。

シャツのサイズポイントについてはいずれ記事にします!

②ネクタイ

顔まわりの印象を決めるネクタイは、スーツとの色合わせがポイント。

直感的に好きなネクタイをつけて欲しいところですが、選び方が分からない方は今持っているスーツとなるべく同じ色の無地にしましょう。

もしネイビーのスーツを最初の一着にした方はネイビーの無地のネクタイが私のおすすめです。

手軽にまとまって洗練された印象になりますよね。

ネクタイ選びに困ったら「スーツと同じ色のネクタイ」。

覚えておいて損はありません!

③革靴

足元は意外と見られています。

スーツに合わせるなら黒のストレートチップが最初はおススメです。

最もフォーマルで汎用性が高くあらゆるシーンで馴染みます。

靴屋さんで「黒のストレートチップありますか」と店員さんに言いましょう。

筆者
筆者

私も初めての革靴は黒のストレートチップでした。

デニムなどと合わせればキレイめな私服コーデでも

使えて万能です。

④ベルト

ベルトはパンツのウエストを固定する事だけでなく、全体の統一感を出すためにも重要なアイテムです。

靴と色や素材を合わせることで見た目の一貫性が生まれます。

選んだ靴が黒のストレートチップであれば黒のレザーベルトにしましょう。

バックルに関してもシンプルな金属製を選び主張しすぎない物が◎

靴と色が違うと「ちぐはぐ」な印象になる為要注意です。

⑤ソックス

足元の見え方を整える意外と目に入るアイテムです。

座った時などに裾から肌が見えない様にふくらはぎくらいまで丈があるものにしましょう。

色は靴と合わせると見た目のつながりが出ておススメです。

黒いストレートチップであれば黒いソックスにしましょう。

筆者
筆者

ベルトとソックスは「見えないようで見える」アイテム。ここが整っているだけで、スーツ全体の完成度がグッと上がります。初心者こそ、基本に忠実な選び方を意識すると安心ですよ。

3.さいごに

これではじめてのスーツが一通り完成です。

スーツは、ジャケットとパンツだけでは完成しません。シャツ、ネクタイ、靴、ベルト、ソックス——これらの基本アイテムが揃ってこそ、見た目も気持ちも整った「スーツスタイル」が生まれます。

初めての一着こそ、丁寧に選びたいもの。全体のバランスを意識して揃えることで、着る人の印象は大きく変わりますし、自信を持って人前に立てるようになります。

もし迷ったら、店舗で相談するのもひとつの方法です。フィッターとしての経験から言えば、「一式揃えたときの安心感」は、初心者の方にとって何よりの味方になりますよ。

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